4月9日(水)当館は,朴宰亨(パク・ジェヒョン)前白鹿小学校校長に対する総領事表彰を行い,鈴木光男総領事から表彰状及び功労牌が授与されました。
朴前校長は白鹿小学校在任中,同校が道内で唯一の集中支援型グローバル先導学校に指定されているという特性を生かし,全校児童を対象として日本文化を紹介する「創意的体験学習」を行い,全児童が国際的な人材として成長する足がかりを築かれました。
また,多文化教育が行われている白鹿グローバル館多目的室に,日本関連の資料や衣装,玩具等を展示し,児童が直接手で触れて体験できる空間にするとともに,放課後には日本語講座を設け,児童が日本の歌や遊びを体験しながら,日本語及び日本文化を身近に感じ,日本に対する理解を深めるきっかけになるよう尽力されました。
受賞式には,キム・テソン三星小学校校長をはじめ,道内教育関係者15名が出席されました。
朴前校長は,表彰式において,「最近の日韓関係は難しい時期を迎えているが,こういう時にこそ両国の友好関係にひびが入らないよう日本文化についての理解を深める教育を行うことが極めて重要であると考え,児童に対する日本文化,歴史,日本語教育を行ってきた」と述べられました。 |