「第24回高校生日本語スピーチ大会」開催結果

令和5年9月11日
9月9日(土)、在済州日本国総領事館は、済州特別自治道韓日親善協会及びNPO法人大分県海外教育支援機構と共同で、済州商工会議所国際会議場において、「第24回高校生日本語スピーチ大会」を開催いたしました。(後援:済州特別自治道教育庁)
 
同大会は、済州道の高校生を対象として、日本語能力の向上のほか、我が国と済州の交流促進等を目的に、毎年開催してきたものです。コロナ禍を経て開催された本年の大会には、多くの高校生から応募があり、スピーチ原稿を含む書類審査の結果、14名が本選に進出し、観客を前に多様なテーマの熱のこもったスピーチを行いました。
 
審査の結果、本年の大会では、「双葉」をテーマに発表を行った済州高校 キム・ナヒョンさんが最優秀賞を受賞し、その他6名が以下の各賞を受賞しました。
 
受賞内訳 氏名 学校名 日本語テーマ
最優秀賞 キム・ナヒョン 済州高校 双葉
優秀賞 チェ・ヘジュ 済州中央女子高校 私の夢
奨励賞 ヒョン・スラン 済州高校 私の夢は輝くダンサー
特別賞 コ・スリム 済州女子高校 声で夢を描く人たち
特別賞 イ・ギョンヒョク 咸德(ハムドク)高校 韓国と日本のバンド音楽の未来を夢見ながら
特別賞 キム・ジュヒ 済州高校 私のパティシェ物語
特別賞 イ・チェミン 西帰浦(ソギポ)女子高校 ファンタジー世界へ行くための動き
  
なお、本大会の最優秀賞、優秀賞、奨励賞の各賞受賞者には、副賞として外務省が主催する青少年交流事業(JENESYS)を通じた日本訪問(8泊9日)の機会が与えられるほか、特別賞受賞者には、大分県海外教育支援機構が主催する九州体験学習(6泊7日)への参加機会が提供される予定です。
 
武田克利在済州日本国総領事は、開会挨拶において、共催機関である済州特別自治道韓日親善協会及びNPO法人大分県海外教育支援機構、そして、本年初めて後援に名を連ねてくださった済州特別自治道教育庁の協力に対する感謝の意を表し、本大会が、地理的・文化的に密接な関係にある済州と日本の特別な縁を再確認し、参加した高校生がそれぞれの未来に向けて歩みを進めるための貴重な契機となることを願っている旨述べました。
また、金チャン湖(キム・チャンホ)済州市教育支援庁教育長は、金光洙(キム・グァンス)済州特別自治道教育庁教育監の挨拶を代読し、本大会が、日本に対する理解と関心を深める契機となり、本日参加した高校生が、将来、日韓両国間の交流発展において大きな役割を担う人材に成長していくことを期待している旨述べました。